・輸入CD規制問題はいま、どうなっている?――公取委で懇談会(iTmedia)
・著作権法改正によるCD輸入制限について公取委とHMV社長らが意見交換(impress)
来年2005年1月から施行される,「商業用レコードの還流防止措置」,これによりCDは再販制度と共に2重保護されるという,世界のCD市場から見ても異常な状態になる.
(再販制度自体,世界では奇異な制度だが)
一方、還流防止措置が音楽CD再販制度との2重の優遇措置になる問題に関しても指摘された。全国消費者団体連絡会消費者関連法担当の関根啓子氏は、「還流防止措置を法制化したことで、JASRACなどの関連団体なども含め値下げに努力すると表明していた。今までの努力があるのだったら教えていただきたい」と疑問を投げかけた。これに対する回答が記事には書かれてないが,「現在,関連団体に努力をしてもらうよう協力を呼びかけている」と答えている気がする.
5月にレコード会社各社が今後も洋楽輸入盤CDを継続して販売すると発言したが,単に日本のレコード会社が発言しただけで,海外のメジャーレーベルが「売るのや〜めた」と言われたら,お終い.その行為は合法な権利行使であるので.
現実,裏では,既に還流防止措置の影響が出始めているとか.一部のレコード会社を除いて旧譜が値下げされているが,一部のレコード会社(ユニ○ーサル等)は逆に値上げされているとか…
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