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iTunes Music Storeを妨げているのは

7月24日付の日本経済新聞紙面より

しかし、肝心の配信サービスは「全くの白紙」(米アップルのマーケティング担当副社長の前刀禎明(さきとう・よしあき)氏)の状態。ジョブスCEOは年内開始を目指したが、国内レコード各社が「著作権保護の観点などから、現時点ではiTunesに楽曲を提供できない」と参入に難色を示しているからだ。
日本で今、iPodを買っても、CDを録音して持ち出す従来型機器の使い方しかできない。欧州音楽業界がネットへと軸足を大きく移すなかで、世界第二位の市場である日本の音楽ユーザは変革の波を実感出来ない状態が続く。

記事には大きく「悩みの種が『救世主』に 日本は立ち後れ」と。
音楽市場が世界第二位なのに、世界の波から大きく立ち後れている現状。
だれが、月額料払って、CD-Rに保存しておくことも出来なく、音質が良くないATRACで普及する訳無いでしょ!ソニーさん。(ああ、ソニー製のPCでは、moraとかで購入した音楽ファイルをCD-Rに焼けるらしいね。著作権保護と言っておいて、自分の所はそれを無視ですかw)

この使いにくい仕様は、著作権を考えてのことだと言うが、ユーザ側にも立ったサービスで凄い勢いで拡大しているiTMSと、ユーザ側は無視のサービスで全然普及しない現状を見れば、レコード業界としてはどっちに目指せば良いか、小学生でも分るとおもう。
それすら分らない日本のレコード・音楽業界とは…

今日(25日付け日経新聞紙面)のには、

iPodのヒットでユーザからの(日本でのiTunes Music Storeサービス提供開始への)要望が(国内レコード会社へ)強まることも予想される。

日本を除いた音楽業界は、このiPodとiTMSによる波に乗り遅れまいとし、今まで「ネットは悪」としていた物を逆に利用しようとしている。

初めに上げた日経新聞の前部分の一部。

レコード大手はiTunesなど合法な有料配信サイトに楽曲提供する一方、違法コピーに関わるユーザを訴訟などで牽制。当初のネット配信への対応は「違法複製防止」の意味合いが強かった。
 ただ、アップルの成功で状況は一変。(低迷する音楽市場の)復活への救世主はネット配信サービス。特に米国では2002年に1300万ドルだった市場が、昨年は7100万ドルに。2008年には22億ドルになるという。
(音楽業界では)新参者アップルの配信サービスと新たなハードの登場で音楽市場の構造は転換。

ただ、この前刀禎明さんはソニー出身で、途中ウォルト・ディズニー・ジャパン、AOLジャパンと来て、前は旧ライブドアの代表取締役兼CEOだったんだね。(旧ライブドアは今のライブドアとは全く別と考えた方が良いですね)
後、一部分かり易いように記事を改編してあります。

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