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PE'ZのCD出荷停止

「PE’Z」のCDを出荷停止=編曲めぐるトラブルで東芝EMI
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040324-00000164-jij-soci

 東芝EMIは24日、編曲をめぐるトラブルからジャズバンドPE’Zのシングル「大地讃頌」と同曲が入ったアルバム「極月−KIWAMARI ZUKI−」の出荷を停止し、PE’Zも今後、同曲を演奏しないことを発表した。
 「大地讃頌」は、合唱コンクールの課題曲としてもしばしば取り上げられており、PE’Zは自分たちの編曲で昨年11月、CD化した。これに対し、今年2月、作曲した佐藤真東京芸大教授が、勝手に編曲されたとして東京地裁にCD販売停止の仮処分命令を申し立てていた。 (時事通信)

Officialの文章を読む限りでは,使用許諾・著作権はJASRACにしっかり対応してあったが,作曲者に連絡ミスとアレンジされた「大地讃頌」が受け入れなかったようで…
このCDはCCCDなので買わずにレンタルをしたけど,PE'Zがアレンジした大地讃頌は結構良いと思う.(アレンジと言えば,とあるバンドが贈る言葉をアレンジしたがあれは曲としても論外w)

この曲聞いて,昔合唱で歌ったのを思い出した…懐かしくて良かったのに.残念.

PE'Z Official Websiteより
■PE'Z「大地讃頌」に関するお知らせ■
http://www.worldapart.co.jp/pez/top2.html

東芝EMI株式会社とワールドアパート有限会社は、3月23日(火)をもって、所属アーティスト「PE'Z」のシングル『大地讃頌』(2003年11月19日発売)と、この楽曲を収録したアルバム『極月-KIWAMARI ZUKI-』(2003年12月10日発売)の2作品を出荷停止とすることを販売店に通達し、同時にPE'Z自身も今後『大地讃頌』の演奏を行なわないことを決定致しました。
 
5人組ジャズ・インスト・バンド「PE'Z」が2003年11月19日に発売したシングル『大地讃頌』は、『混声合唱と管弦楽のためのカンタータ「土の歌」』の第七楽章であり、多くの合唱コンクールの課題曲にも頻繁に取り上げられ親しまれている楽曲です。PE'Zのメンバー5人も学生時代に深い感銘を受け、楽曲に対するリスペクトともっと多くの人たちに聴いてもらいたい、という気持ちから、自分達のアレンジを施し、シングルとして発売致しました。当然のことながら、『大地讃頌』の著作権を管理している(社)日本音楽著作権協会(JASRAC)の使用許諾を得て、著作権使用料も支払っております。
 
これに対して、作曲者である佐藤眞氏(現東京芸術大学教授)より販売元である東芝EMIに対して、PE'Zの『大地讃頌』の演奏が編曲権及び同一性保持権を侵害するとして、CDの販売停止を求め、2004年2月18日に東京地方裁判所に仮処分命令の申し立てが行われました。(編曲権侵害の主張とは、 PE'Zのアレンジは『大地讃頌』そのものの演奏ではなく、勝手に編曲を加えたという主張。同一性保持権侵害の主張とは、作品を勝手に改変されない権利が侵害されたという主張。つまり、作品を勝手にアレンジしてはいけない、という申し立てです。)また裁判所での審理のなかで、PE'Zのアレンジによる「大地讃頌」をコンサート等で演奏することも認めないという佐藤氏の考えが明らかにされました。

この申し立てに対し、東芝EMI及びワールドアパートとしては「PE'Zは『大地讃頌』を演奏したのであり、別 の曲に改変したのではない。楽曲の演奏にアレンジが加わるのは当然。演奏者にも演奏の自由がある」と主張しています。しかしながら、法律的判断とは別 に、PE'Z自身の考えを尊重し、今回自主的に『大地讃頌』とアルバム『極月-KIWAMARI ZUKI-』を出荷停止とすることを決定致しました。
  
なお、アルバムの再発売に関しては検討中の為今のところ未定です。状況が変わりましたら当サイトにて発表いたします。皆様のご理解の程、宜しくお願いいたします。
2004年3月24日(水)
東芝EMI株式会社
ワールドアパート有限会社
  
PE'Zトランペット・リーダー/Ohyama "B.M.W" Wataruの佐藤眞氏にあてたコメント の一部
 
「まず初めに我々PE'Zが佐藤先生の作曲された楽曲をカバーしたことにより、不愉快な気持ちを与えてしまったことに関して謝罪したいと思います。私が『大地讃頌』に初めて出会ったのは中学校1年生の合唱コンクールでした。「なんて壮大な曲だろう」と感動した覚えがあります。PE'Zのファンの皆や、私と同じ思い入れがある人たち、またこの曲を聞いたことのない人たちも含め、一人でも多くの人たちに聞いてほしいという思いで録音し、ライブで演奏してきました。メンバー全員と話し合い、今後の販売とライブでの演奏はやめることとしました。しかし、我々が中途半端な気持ちでこの曲をカバーしたのではない、我々が感じた感動を胸に抱き、世の中に伝えていきたい思いがあったこと、どうかそれだけは感じていただきたい、というのが我々の本音です。」

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