「全頭検査は合理性欠く BSEで吉野家社長批判」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040325-00000232-kyodo-bus_all
吉野家ディー・アンド・シーの安部修仁社長は25日、大阪市内で開かれた「食の安全・安心フォーラム」(大阪外食産業協会など主催)で講演し、牛海綿状脳症(BSE)発見に伴う米国産牛肉の輸入禁止について「輸入再開に全頭検査が必要だとする考えは合理性を欠く」と、政府の姿勢を批判した。
安部社長は全頭検査について「時間がかかる上、人為的なミスも起こりうるため安全が百パーセント確認できるわけではない」と指摘。
その上で「禁輸措置は牛肉相場を上昇させ、消費者に損害を与える。自分で安全だと判断し、牛丼を食べたいという人から機会を奪うべきではない」と早期の輸入再開を訴えた。
これに対し農水省の姫田尚消費者情報官は、講演後のパネルディスカッションで「研究が進むにつれて危険部位が増えており、少しでも感染の恐れがある牛を見つける全頭検査は必要」と反論した。(共同通信)
ヾ( ̄o ̄;)オイオイ社長さん.これは言ってはいけないだろ
別に牛丼無くても死にはしないけど,食べて死んでは洒落にならないなw
全頭検査してもミスする可能性はあるから,そりゃ100%安全とは言えない.
でも,全く検査しないよりは安全だろ!アメリカの検査体制は,ザルすぎて安全とは言えない.(年間三千五百万頭が食肉処理され,検査されているのは二十数万頭程度)
社団法人日本フードサービス協会(吉野家社長が,ここの副会長)は「危険部位除去なら安全」と言っているが,じゃあBSEでノーベル賞受賞教授ですら「全頭検査」を望んでいると言っているのに,あんたらにはそれ以上の知識があるのか?と問いたい.
既にアメリカにはBSEに感染した人物が一名いるというのに…米大統領が…
まあ,単に検査をすることにより肉の単価が上がってしまい再会した時に同じ値段に売るとなると利益が下がる可能性がある.それが嫌なだけだろうね.
企業だから利益を追求するのは当たり前だからそれは良いが,食べ物を扱う会社が「安全性」を忘れては駄目だろう.
全頭検査しなくても安全だと言い切れるのなら,店に
「当店の牛肉はBSE検査しておりません.BSEに感染する可能性は無いとは言い切れません.安全かどうかはお客様ご自身で判断願います」とでも書いておけ.
このような事を本気で思っていたら,また「吉野家」は倒産するぞ…