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漁船転覆、船長ら２人を貨物船が救助…瀬戸内海＠読売

　１９日午前零時３０分ごろ、愛媛県北条市の沖約７キロの瀬戸内海で、同県波方町の底引き網漁船「弘丸」（４・９９トン）が転覆しているのを、近くを航行中のフェリーの乗組員が見つけ、１１８番。別の貨物船が船体につかまっていた菊川壮一船長（３３）ら乗組員２人を救助した。

　漁船は船と衝突して転覆、相手はそのまま逃げたといい、松山海上保安部が業務上過失往来危険の疑いで捜査している。菊川船長ら２人にけがはなく、油の流出もなかった。

　調べでは、１８日午後１１時５０分ごろ、船に衝突され転覆。２人は海に投げ出され、船体につかまって助けを待っていたが、さらに約３０分後、韓国船籍の貨物船（２３０８トン）ともぶつかったという。

漁船、２隻に衝突され転覆　２人救助　北条沖＠愛媛新聞社

　１８日午後１１時５０分ごろ、北条市小安居島の東約５キロの安芸灘で、越智郡波方町小部、漁業菊川壮一さん（３３）所有の小型底引き網漁船弘丸（４．９９トン）が船と衝突、転覆した。菊川さんら２人が海に投げ出され、船につかまっていたところ、１９日午前零時２０分ごろ、別の韓国船籍の貨物船チュン・ナ号（２３０８トン）がさらに衝突した。２人は約３０分後、他の貨物船に救助され、けがはなかった。
　松山海上保安部の調べでは、菊川さんらが操業中、船に衝突、その後大阪から韓国に向かっていたチ号が衝突した。同保安部は、最初に衝突した船の行方を捜すとともに事故原因を調べている。

漁船が２隻の船に衝突＠

昨夜から今日未明にかけて北条市沖で漁船が２隻の船に次々と衝突され、２人が海に投げ出されましたが、別の船に救助されケガはありませんでした。
松山海上保安部では現在、衝突した２隻のうち、最初に衝突した船の行方を調べています。
昨夜１１時５０分頃、北条市沖の小安居島の東、およそ５キロの海上で、底引き網漁をしていた小型の漁船が船に衝突され、波方町小部に住む船長の菊川壮一さん３３歳と乗組員の山本和幸さん２３歳の２人が海に投げ出されました。
２人は転覆した漁船につかまっていたところ、きょう午前０時２０分頃、さらに別の船に衝突され、その後、付近を航行中の貨物船に間もなく救助されました。
２人にケガはありませんでした。
海上保安部の調べによりますと衝突した２隻のうち、後からぶつかった船は韓国籍のタンカーとわかり現在、乗組員から事情を聞いています。
しかし、最初に衝突した船の行方がわからないことから現在、行方を探しています。